ManCityを追うものは一兎を得ず

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マンチェスターシティとレアル・マドリー。時々それ以外

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2019-20 コミュニティシールド

初めまして

tadashiです。

サッカーに関するブログを書くのはこれが初めてです。わかりやすい文章を心がけて軽いタッチで書いていきます。


私はマンチェスターティファンです。

そこまでシティファンではなかった11-12シーズンのQPR戦は心震えますね。今なら。

 

このブログ最初は日本時間8月4日に行われたコミュニティシールドです。

 

2018-19シーズン。Pep guardiola率いるマンチェスターシティは圧倒的な強さで国内3冠を達成しました。コミュニティシールドを含めると4冠。

(CLは本当に悔しかったです。負けた翌日は脱け殻のように仕事に行きました)

 

2019-20シーズンの幕開けの相手は近年プレミアの覇権争いをしているKlopp率いるリバプールです。

昨シーズンのリバプールはMane、Firmino、Salahの強力3トップと、決して手を抜かないチーム全体でのハイプレス戦術でプレミア2位、そしてビッグイヤーを掲げました。

 

今シーズンもきっとプレミアはこの2チームを中心に展開されることでしょう。



ということでまずはフォーメーション

マンチェスターシティ


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Sterlingをトップに置いた433。新加入のRodriがアンカーに入ります。

 

リバプール


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左WGにはOrigiがスタメン。

 

引用元:goal.con

 

シティもリバプールコパアメリカ組とアフリカネーションズカップ組は休みの選手もいるなかでどちらも現時点のベストメンバーではないかと思います。

好きな選手はDe Bruyneです。

 

[前半のポイント]

・Fabinho殺し

ゴールキックの新ルール ~232121~

・De Bruyneキレキレ

 

[後半のポイント]

リバプールの逆襲 ~交代投入の選手たち~

・BravoとWalker

・トップ下De Bruyneの危険性

 

[前半]

リバプールのCBにボールが入るとSterlingからプレスを開始。

442の陣形でリバプール中央のFabinhoへのパスコースを徹底的に消すように前2枚(SterlingとD.silva)が上下します。前半はこれがはまりほとんどFabinhoにはボールが渡らず、リバプールは効果的なビルドアップがほとんどできていませんでした。これはSaneが負傷交代(前半10分)して、Jesusに代わったあとも継続されます。


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一方、シティのビルドアップは、GKのBravoが2CBの間に入るような形で進んでいきました。両SBはワイドに開いて中盤は真ん中にRodriがポジション。

リバプールは守備時のプレスも433のままで、かつ3人の距離が近いので、ワイドに開いたSBへ浮き玉のボールが通るとSBはフリーでボールを運べますね。


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前半12分

シティの先制点。うおおおおお!!

FKからの得点。ショートパスでWalker。Walkerが左サイド大外にロングボール。Zinchenkoがダイレクトで頭で中へ返し、Silvaがそらして最後はSterling!!!!!

まずは順当にシティが先制!

 

この試合はゴールキックのルール改正で、Pepがどのようにビルドアップをデザインするのか注目してました。

[これまでゴールキック時は、ペナルティエリア外でボールを受けなければならなかったが、ルール改正によりペナルティエリア内でボールを受けることが可能になりました。つまり、キーパーの真横でキーパー以外の選手がボールを受けられるようになりました]

 

シティは232121というポジションでゴールキックを開始。また、ピッチを縦に5分割した5レーンに満遍なく選手を配置した。


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(縦線入れようとして挫折しました)

 

常にパスコースを作るゴールキックからのビルドアップも前半は非常にうまくいっていたと思います。

 

そして、前半最後はDe Bruyne!!

プレシーズンでも思っていたけど、体がすでにキレキレ。昨シーズンは怪我に悩まされ、思うようなプレーができなかったことでしょう。でも、大丈夫。今シーズンは大丈夫!

前半はSBとCBの間をがしがしと抜け出していました。こんなに元気でどうしたの、と。雪を見てはしゃぐ犬のようにサッカーができる環境を楽しんでるようです。

シティオフィシャルから買った彼のユニフォームを着て応援です。


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De Bruyneはなんといってもインテンシティの高さと性格なパスとシュート。相手のいやがるところを絶妙についていく。パスだけでなく自分自身でも。高速クロスは今シーズンも見たいです。

 

ここで1-0で前半終了。後半を見てみましょう。

 

 

[後半]

後半10分ぐらいまではシティのペース変わらず。

 

この時間帯は、リバプールのVan DijkとGomesのがんばりがなければ追加点取れてたし、もう少し楽な展開になってたはず。

 

後半15分

D.silva → Gundogan

フォーメーションが4231へ


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Gundoganのパスミスを見て、ロシアワールドカップ、日本対ベルギー戦の長谷部のパスミスと被ってしまった。(嫌な予感…)

 

ここら辺からリバプールはロングボールを素早く送ってこぼれ球を拾う展開へ。

 

後半20分

シティの守備ラインが下がってきて、間延びするような形に。リバプールの狙った展開なのか。

この直後、De BruyneとGundoganが、食パン加えて遅刻遅刻~!キャッ!みたいなごっつんこを披露。

後半ポゼッション率 シティ28% リバプール72%

 

後半22分

A.A → Matip (Gomesが右SBへ)

Fabinho → Keita

 

Wijnaldumが2CBの間に下りて、両SBを高めにポジションさせる。リバプールがボールを保持するようになります。

 

Origiが絶不調の中

後半33分

リバプール同点…。

気になっていたセットプレーで失点。

 

直後にリバプール

Filminho → Shaqiri

Henderson → Chamberlain

Origi → Lallana

リバプールはもう一点取りに行く交代。

 

結局シティ攻勢にはならず、フルタイム終了。

 

しかし、最後はPKで勝利!

BravoとWalkerは素晴らしいセーブを連発。Bravoはボールをしっかりと見て、シャットアウト。サラーに対する飛び出しもぴったりで、PKも一本止めて大活躍。

後半92分にはWalkerのオーバーヘッドクリア!!ナイス!

 

攻勢にならなかった要因としてDe Bruyneのトップ下について。

彼の特徴は前述の通りですが、後半のように、相手にロングボールで押し下げられてるゲーム展開では、ポジティブトランジションで必要以上に前へ躍動するDe Bruyneの存在がチームにとって狙いとは違う展開を与えていた。Fodenに代えたのはそれも理由かもしれない。(つったからかな)

 

結果としてはコミュニティシールド優勝のシティ。結果は満足!

しかし、中身はどうだろう。後半はまったく違うチーム同士の試合になってしまった。

前半と後半でこれほどまでに展開の異なる試合が見られたことは正直言って楽しかったです。

 

最後に、マンチェスターシティの気になること

・左SB争い

・Saneの去就

・D.silvaラストシーズン

 

こんな感じでなるべくシティの試合を毎試合書いていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

それでは!