マンチェスターシティ再開後のスタメン予想
こんにちは。
tadashiです。
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新型コロナウイルスの影響により、世界から一時的に熱狂が消えて約2か月が経ちました。
日本も、欧州ほどの被害はないにしろ、自粛は続きピリピリとしたムードが充満しています。
という僕も、サッカーが見られず、できず、どこか寂しい毎日を過ごしています。
そんな中サッカー界に朗報です。
ドイツ ブンデスリーガ再開!!
およそ66日ぶりの再開で、全世界のサッカーファン(だけでなくスポーツファンが)が、その試合に注目していました。
サッカーという競技はラグビーなどと並び圧倒的にフィジカルコンタクトの多いスポーツです。ロングボールやコーナーキックの競り合い、中盤の主導権争い、タッチライン際のボール保持、どれを見ても人と人が密に交わることになります。
このような条件の中、ドイツはどのような対策を取ったのか、感染者は出ないか、サッカーという娯楽のスペクタクルさは失われないか、気になるところではありました。
僕が観戦したのは、ドルトムント対シャルケ。結果は、4-0でドルトムントの圧勝だったとはいえ久しぶりのサッカーに心が少し浮つきました。
シャルケの守備がもろすぎて、ソーシャルディスタンスがうまく取れていたと揶揄されていましたね。笑
さて、無観客で行われたブンデスリーガは、今後も無観客で続いていくようです。
それを受けてか他の欧州諸国でも、感染拡大防止措置を講じ、リーグ再開という選択をとる国が続々と出てきました。
[再開予定]
スペイン 6月11日
イングランド 6月17日
イタリア 6月20日
※フランスのリーグアンはシーズンの終了が決まっています。
正直なところ、再開には反対な気持ちもあります。それはイングランドだけでなく、ドイツもそうです。何よりもまず、選手たちとその家族の安全が第一。感染の不安のある中でプレーすることで、メンタル的なダメージもあり、不用意に空いた期間で怪我のリスクもあります。
ブンデス再開後にこんな記事が出ました。
ブンデスリーガ、シーズン再開で負傷者3倍増 1試合平均0.75人、クラブ格差が浮き彫り#ブンデス #ブンデスリーガ https://t.co/M21e4URmm7
— スポーツナビ サッカー編集部 (@sn_soccer) 2020年6月6日
それを受けてか、原口元気選手が怪我への取り組みかたをブログにあげていましたね。
スポーツ選手にとって怪我というのは、そのままスポーツ選手の価値を破壊してしまうものです。他のリーグではベンチメンバーと交代メンバーの上限を増やす意向のようです。戦術的にもなり、選手も守れて、なかなかいい取り組みですね!
前置きが長くなりましたが、プレミアリーグもいよいよ再開されるということで今回は、イングランドでもっともソーシャルディスタンスの取れた攻撃を展開するマンチェスターシティの再開初戦アーセナル戦のスタメンを期待を込めて予想したいと思います。(結局、シティか…)
まずは、前回対戦を振り返りましょう。
前回対戦の記事↓
]
Arsenalの復調を潰す鬼のDe Bruyne PL 第17節 vs Arsenal(アウェイ) - tadashicityのブログ
今回の対戦ではなにが面白いかってそれはもう
師弟対決
です。
アーセナルはアルテタという指導者を得て、シティにどう対抗するのか!
アルテタとペップの勝負はいかに!
というところが楽しみです。ポゼッションサッカーにおいては、指揮していた時間の長さからシティが成熟しているのは間違いないので、アルテタがどのようなサッカーを展開するのかもさらに興味深い。
楽しみな気持ちをスタメン予想にかえて今回はお送りします。
アーセナルの現状
監督にアルテタが就任しました。
少しずつ噂が流れていて、シティファンからしたら、行かないでくれーというのが本音でしたが、古巣のアーセナルで突然の監督デビューはすばらしいのではないですか。
アルテタは就任早々、アーセナルにポゼッションを伝導します。スタメンも大きく変わりました。今までのアーセナルよりは確実にボールを前に運べるようになっていました。
しかし、守備の原則まではまだ落とし込めていないのかなという印象を覚えてます。(1試合だけ見た記憶)
直近のウェストハム戦のスタメン
2試合前のエバートン戦のスタメン
3試合前のニューカッスル戦のスタメン
アーセナルはリーグ3連勝中。
ニューカッスル戦から、スタメンをこのメンバーにほぼ固定していて、変化があるのはDFラインのみす。前の5人は不変。
どの相手もポゼッションするチームではなく、相手を迎え撃つ作戦を取っていたので、シティ相手にボール保持を選択するかはわかりませんが、特徴としては、
①左のCBに入った選手からのビルドアップまたは縦パス
②セバージョスが中央、ジャカが左に流れてボールを引き出す
③オーバメヤンを中央に動かし、左サイドは、SBがオーバーラップする
④後半になんでもできるラカゼットがエンケティアと交代し、リズムを変える
というところでしょうか。
ジャカが左に流れることで、左CB、ジャカ、セバージョスの三人中心になるので、攻撃のスタートは左に偏るような気がしますがなにより点が取れている。
直近3試合は4-0、3-2、1-0で計8得点です。いいじゃないですか。
やっぱりエジルがトップ下の位置にいるのは安心しますし、オーバメヤンがよりゴールに近いところでプレーできるのは大きいですね。なおかつ、このフォーメーションならそこにさらにもう一人FWを置けるので攻撃力は高まります。
守備ではエバートン戦の2失点のみ。
ですが!
SBが高い位置を取った裏を簡単に使われていたようで、引いた相手に視野の広いパサーがいると攻め込まれてしまいます。エバートン戦では、後半から投入されたアンドレゴメスにやられていたという情報を入手しました。
パブロマリがどういう選手かまだわかってませんが、アーセナルのCBはサイドに引き出されてスペースを得たウインガーとの対戦を苦手としてるように思えるので、ここがポイントかもしれません。
シティの怪我人
なんと、、、現在0人笑
選びたい放題じゃないですか!
しかし、このコロナ期間で信用を地の底まで落としてしまった選手がマンチェスターシティにはいます。
セックスパーティってなんだよ……。
出場に関する処分は不明なので「いなかったとしたら」という状況で考えてみます。
スタメン予想
前提として
■ シティがボールを保持しながらゲームが進む
■ アーセナルはこれまでの3試合よりも引いて受ける
■ エジルを自由にさせたくないが、それよりもペペとオーバメヤンのカウンターが怖い
という3点をクリアできるスタメンを予想してみます。
スタメン予想①
CBが万全な体調だとして、フェルナンジーニョをアンカーに置くスタメンです。
カウンターの目を紡いでくれる彼の危機察知能力と、円滑にボールを繋いでくれる技術力を考慮。
スタメン予想②
今シーズンの組み合わせ、こなした試合数による連携を考慮したスタメン。
アンカーとしてロドリを配置。ビルドアップに関しては今シーズンもかなりシティに貢献してくれていますが、カウンター時の対応はまだ慣れていない様子。アーセナルにここをつかれると一気に突破される。フェルナンジーニョもオタメンディもスピードに難ありなので。。。
本当はウォーカーがいれば多少は和らぐのですが、今回は入れられず。
ベルナルドを入れていること、SBは両サイドとも上がらないことがカウンター対策と考えています。
[左SB]
左SBはスターリングとの相性からメンディーではなくジンチェンコを。メンディーだとコンビネーションがまだいまいちなのとスターリングの良さが消えてしまう恐れがあるので。身体能力がメンディーのほうが上ではあるものの、守備がずば抜けてうまいわけではないので配置できず。
休止期間明けで無理をして怪我をする可能性もあるので、チームとしては人よりもボールが動くスタメンにしたいかなと考えます。もしかしたらアーセナルも同じ考えで来るかもしれません。
[アーセナルのビルドアップ]
シルバを一枚あげた442で守ってくれないかなと思ってます。CBからのボールを阻害してセバージョスへパスが通らないようにしたい。アグエロはなるべくジャカのコースを切りながら左CBにプレス。シルバはセバージョスにつきつつ、右CBにボールが出たらプレス。
ジャカが流れるシティの右サイドはベルナルドが見る。ジャカに出たとしても、エジルやオーバメヤンへのパスを阻害するため、ロドリとデ・ブライネは二人を注意深く見ておきます。
これならファーストプレッシャー役に戸惑っているロドリも崩れないし、守れるんじゃないかと思います。問題はシティのビルドアップで、オタメンディの兄貴のとこからロストする場合ですね、、、
[攻撃]
攻撃面では、二つの予想とも、アーセナルのサイドバックの裏、CBを釣り出せるような攻撃を考えました。
右サイドはベルナルドのボールキープからデ・ブライネの飛び出し。
左サイドは、右サイドのボールキープから展開してスターリングの突破もしくはシルバの飛び出しですね。
セバージョスとジャカは、シルバとデ・ブライネに引っ張られますから、エジルの守備時のポジショニングによっては、中央に広大なスペースができるかもしれません。できてくれるとありがたいです。
もしかしたらアーセナルの両サイドMFはもっと下がって、シルバ、デ・ブライネ、ベルナルドが足元で受けるスペースを消してくるかもしれないです。
そうなるとちょっと困っちゃうかもしれない。
ラポルトに出てもらって、左に寄せてベルナルドへロングボール。キープして、デ・ブライネ飛び出し、低弾道クロスが一番いいですかね。
または、マフレズとシルバ変えて、ベルナルドとデ・ブライネのIH。ボールキープからのマフレズ飛び出しもいいですね。この場合カンセロからマフレズというルートも出ます。
注意が右に十分向いたところで、スターリングのアイソレーションも使いたい。
とういうことで、徹底的にアーセナルが露呈した弱点をついていく形にしたい。サイドバックをどれだけボールに意識を向けさせるか。そのようなポジションを取れるかがポイントですよね。
もし、アーセナルがサイドバックにコラシナツとソクラティスを配置してきたら…
少し面白くなるかもしれません笑
以上です!
いやー、考えれば考えるだけ楽しいです。アルテタもなにか考えてくるだろうし、それをペップもわかりつつ受けるのかかわすのか考えてくるたろうから。
再開後の最初の試合が、アーセナルとはなかなか面白い展開ですね。
しかも、シティのアシスタントコーチにリージョが加わるとか…どういうことなんですかね笑
マンチェスターシティは現在、FFP違反の件でUEFAと争っています。結果によっては、転換期が訪れることは間違いありません。何事もなければいいのですが、、、
色々と想像は膨らみますがまずは17日を待ちましょう!
それでは!