tadashicityのブログ

サッカーとマンチェスターシティ

第5節 vs アーセナル ~ペップと王様~

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こんにちは。

tadashiです。

 

日本代表のストロングポイントがCBになるとは思ってもなかった。攻撃の形がほしい。

 

 

さあ、今日もやっていきましょう。マンチェスターシティのレビューの時間です。

 

 

インターナショナルブレイクを挟んでリーグ戦が再開です。

マンチェスターシティは、この間にデ・ブライネが怪我。先日、休みがなくて怪我をするのも時間の問題なんて話をしていたデ・ブライネ。代表戦で怪我をするとは…。

良いニュースも。

アグエロ、カンセロ、ベルナルドシルバ、ギュンドアンが復帰です。

 

さて、今日はアーセナルとの対戦。第5節です。アルテタとの師弟対決となります。

昨シーズンの12月に、シティでのペップのアシスタントコーチから、アーセナルの監督に就任したアルテタ。中断明けの14戦12勝は、プレミアトップの成績です。

アーセナルにビルドアップを仕込み、守備の規律を植えつけました。今シーズンはいかに。

アーセナルとはリーグ戦ではしばらく勝ち続けています。

アーセナルの勝利は、2015年の12月まで遡ることになります。もう5年、リーグ

戦ではアーセナルに勝っているマンチェスターシティ。今回も勝ってくれるでしょう。

 

もう1つだけデータを紹介。

マンチェスターシティは開幕から3試合を行って勝ち点が4。これは2001年以降最低の数字のようです。

 

ずっと勝ち続けるのは難しいんですね。

ちなみに、リバプール。チアゴアルカンタラをバイエルンから獲得。個人的には死ぬほど羨ましいです。

 

ということで試合です。

 

 

 

 

結果

得点

マンチェスターシティ ⚽

アーセナル

 

23' スターリン

 

 

スタッツ

マンチェスターシティ | アーセナル

 

ポゼッション 58% | 42%

シュート数 13(5) | 11(3)

パス数 665 (591) | 462 (391)

 

 

ハイライト

https://youtu.be/hrCCXiiKJO0
https://youtu.be/hrCCXiiKJO0

 

 

スタメン

両チームのスタメンはこちら

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はたしてフォーメーション表記に意味はあるのか。最初の11人がどこに配置されるかなんてサッカーのように90分間動き続けるスポーツでは無意味だ。と言わんばかりだ。

 

■ホーム マンチェスターシティ

もし数字でシステムを表示するのであれば3-1-4-2でしょうか。

ウォーカー、ルベンディアス、アケの3枚でDFラインを形成し、アンカーはロドリ。IHの位置に復帰したベルナルドシルバとカンセロが入ります。

なんでカンセロがこのポジションに配置されたのか試合を通して見た上で言及すると、右サイドの守備です。

アーセナルは、サカがハーフスペースに滞在し、ティアニーがバランスをとりつつオーバーラップ。さらに、オーバメヤンがDFラインの背後を狙います。

これまでのSBだけでは、レスター戦のときと同様サイドで1対2を作られ突破される可能性が高いと予測し、カンセロとウォーカーを同時起用したのだと思います。カンセロの役がウォーカーでも良かったんじゃないかと思う人もいると思いますが、そうなると結局IHの戻りが遅れ、CBが釣り出され……あとはわかりますね?

CBは枚数を減らさずサイドの守備をカバーしたいという考えだったのかなと思いました。

 

 

■アウェイ アーセナル

試合開始の15分前までスタメンはホールディングでしたが、試合前に怪我をしたため、入れ換えが出ています。フォーメーションは4-3-3。中盤の3人がセバージョス、ジャカそしてサカでした。サカは左からあまり動かず縦の移動がメインで、ジャカとセバージョスは状況により位置を変え、CBの脇に降りたりとビルドアップに大きく関与。

3トップは右からぺぺ、ウィリアン、オーバメヤン

ウィリアンがおりてきてスペースを作り、オーバメヤンで裏を狙うのだろうと感じました。

 

普段のアーセナルは、5-2-3のスタートポジションから左CBのティアニーが高い位置をとり、WBのサカもしくはナイルズが内に絞る可変式の4-3-3を採用していました。しかし、今日はスタートから4-3-3。なんでなんだろう。

推察されるのはペップが4-2-3-1でスタートしてくると考え、噛み合わせを合わせたのかと。

 

 

前半 アーセナル対策とはなにか

試合開始からわけのわからない展開が続き、見るものを混乱に陥れた両指揮官。

簡単に前半のポイントをおさらいしましょう。

 

 

ポイント

・ビルドアップの3パターン

アーセナルの癖

アグエロのポジショニング

 

 

ビルドアップの3パターン

アーセナルは、アルテタ仕込みのWGからCBにプレスする形。

ペップを知り尽くしたアルテタにペップは3パターンの対策を講じました。

 

まず、押さえておきたいのが、アーセナルの守備。

前線はマンマークでパスコースを切りながらプレス。また、前線と中盤の6枚の中心にアンカーを置いて捕まえる。ロドリをアンカーでビルドアップを形成しようとするならば、確実にやられていただろうと思いました。

 

 

1.エデルソンからマフレズへ
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1つ目はエデルソンからマフレズへのロブパス。

左でボールを持ったときに使われたパターンです。

アケ、もしくはディアス、もしくはロドリがパスにつまったときにエデルソンへ下げる。

エデルソンがボールを持つとアーセナルはそこまでプレスをかけてくる。マフレズは、縦への飛び出しの選択肢を、相手選手への天秤に乗せることで一瞬だけフリーに。そのタイミングでぴったりとボールを届けるエデルソンの技術にも脱帽ですが、マフレズの駆け引きのうまさ、カンセロのその後のフォローと、まるでアルテタの考えを見抜いてるようなビルドアップの回答でしたね。

 

 

2.スターリングの足元

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スターリングの降りる動きです。これは最終ライン中央でボールを持ったときのプレーです。

ポイントとなるのは、六角形で示されたアーセナルの包囲網にだれもポジションを取らないことです。

空いているスペースに入ることでDFの反応が遅れ、スターリングがフリーでボールを受けることが可能です。こういったボールの受け方は、今日の試合はアグエロも非常にうまく、スターリングよりも曖昧な立ち位置をキープ。

スターリングは後ろや横に一度逃がしてプレーを続けていましたが、アグエロは受けた段階で前を向けるほどアーセナルDFをかいくぐっていました。

図には書き起こしていませんが、その後のプレーでカンセロや、ベルナルドを使うことでさらに前進を狙い、特にカンセロは、ボールをはたいたあとFWを追い越しペナルティエリアの手前まで動くことがあり、攻撃能力の高さを感じました。

 

 

3.ロドリとベルナルドのポジションチェンジ

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ビルドアップ時にロドリが最終ラインに入っているとき、意図的にベルナルドと位置を変えることがありました。

ディフェンスへの迷いを生むだけではなく、この動きによって別の場所がフリーにもなる。おそらくこの場面ではスターリングが受けられるはずです。

面白いのはカンセロにはやらせないことですよね。ディアスの右にロドリが落ちたときは、パスコースが封じられたときはエデルソンの中距離砲に限られていました。左に降りたときだけ、ベルナルドとのポジションチェンジが行われていました。

カンセロには中盤の位置からより前へ、ということだったのでしょう。

 

 

 

アーセナルの癖

それでは、アーセナルのビルドアップを。私はマンチェスターシティのファンなので、アーセナルは簡単に笑

むしろ、アーセナルのビルドアップというよりシティの守備に焦点をあててしまいます。


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まず、アーセナルは基本的に左からビルドアップを開始します。これはアルテタになってからより顕著に。

スターリングがアンカーをマーク。マフレズがボールホルダーにプレス。アグエロは逆サイドでCBを警戒。

アーセナルの中盤3枚はジャカとセバージョスにポジションチェンジはありますが、サカは常にハーフスペース。普段はWBから内側に絞っていましたが今回は最初かはこの位置。守る方はそれはそれで守りやすかったかもしれないです。ただ、マークしてたのカンセロなんでまあまあ、いい勝負になっていました。

カンセロは、守備に甘さはありますが、ライン際の1対1よりボールを取らなくてもいい曖昧なプレッシャーなら悪さは目立たない。

ビルドアップのときに高い位置を取る左SBも同時に視野に入れてます。

 


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サカ、アンカーがマークされているので、ガブリエウはキーパーに下げます。その後高確率でレノは、ティアニーへ。

ティアニーに対してはカンセロがスライド。ロドリ、ベルナルドもそれに合わせてスライドしていました。

 

 

ちなみに、ファーストプレッシャーラインを突破されると、ウォーカーをCBに、カンセロがSBに下がっていました。

 

 

さて、ここからは試合を簡単に追っていきます。

1分
前からプレスのアーセナルマンマーク気味でウィリアン、オーバ、セバ、ジャカ、プレスは1トップの役目。

守りかたとしては4-3-3です。
エデルソンからマフレズ、インナーラップのカンセロへ。カンセロドリブルで運んで、再度マフレズへ。マフレズとスターリングのワンツーでシュート。

 

7分
また、エデルソンからの展開。ベルナルドへ。アケに渡して中央のスターリングへ。スターリングがマフレズに展開。ペナルティ内でいつもの切り返しでクロス、アグエロヘディング。

 

人が次々と動くシティ。スターリングは縦の動き、ベルナルドとフォーデンはお互いの位置を気にしながら横の動き、カンセロは斜めの動き、ロドリはディアスの位置を見ながら後ろへの動き、ウォーカーは横の動き。

アーセナルは、ジャカがCBの横に、セバはそれに合わせて真ん中へ。ウィリアンも内側、オーバはワイドから裏狙い。

 

10分を過ぎてからはベルナルドシルバのドリブルが目立つ。運べるし、持てる。

 

展開としてはマンチェスターシティがゲームを優位に運んでいました。

20分間でアーセナルのシュートは0。それだけマンチェスターシティがボールを保持。

 

23分

 

スターリングのゴール!

 

前半から見せていたビルドアップからの得点です。

スターリングが落ちて下げる。アグエロが落ちて下げる。アーセナルの前6人はそこに意識を取られます。

ディアスが底でボールを持ち、右サイドのマフレズへ。一本の中距離のパスで6人を置き去りに。狙っていたのはこれだったのでしょう。前に集めてサイドに展開。

そこからは早かった。2タッチで、中央のアグエロへ。良かったらハイライトを見てほしいのですがこのアグエロの受けた位置が絶妙に中途半端。マークのつきにくいポジションを取り、ボールを引き出します。

アグエロが戻ってきて思うのは、ここがジェズスとの違いなんだな、と。ジェズスももちろんFWとして点の取れる位置に顔を出すことはできますが、マンチェスターシティの攻撃に必要な「相手の意識を集めてるのにも関わらずフリーでボールを持てる」という才能がほしいのです。

 

 

25分にようやくアーセナルのファーストシュート。ギアがかかるのが遅いですね、アーセナル

 

27分は、私がカンセロのうまさにびっくりしたプレー。

カンセロが前線のスターリングを追い越し、ペナルティエリアの前に移動します。スターリングが縦パスを受けて反転。右サイドのマフレズへ。そのマフレズがシュート。

中央で受けたときのカンセロの落ち着きと反転がおよそDFとは思えないですよね。

 

アーセナルは、中盤の3枚が遠くなかなか思うように試合を運べていませんでした。

 

30分

アーセナルは5-4-1の守備にシフト。ペナルティエリア前をしっかり固めて、ピンチはなかったものの、マンチェスターシティにポールをもたれる展開が続く。これ以上の失点はまず避けようとしたのかもしれません。

 

34分

マフレズのシュート。しかも、右足。

ここ数試合を見ていて思ったのは、マフレズが意図的に右足を使うようにしていること。

これは良い傾向ですね。左だけと思われるより、右足もあると思わせて左を使えたら、個人での突破もフィニッシュも増えると思います。

 

こうやって1つのチームを追っていると、シーズン中にもそうだし、昨シーズンとの比較でもそうですが、選手の成長が見られることがとてもうれしいです。楽しいです。

 

40分

アーセナルの決定機。ガブリエウの縦パスがきっかけ。一度はカットできましたが、カンセロの判断ミスにより、ボールを奪われ、サカとオーバメヤンのワンツーでフリーでシュートを打たれました。しかし、ここはエデルソンのビッグセーブ。正直ここで失点していたら違った結果になっていたと思いました。

 

 

 

後半 無策と無策

先制点をとられて得点が必要となったアーセナル。どういった変更を加えるのか期待はしていましたが、大きく変えたところはありませんでした。

マンチェスターシティの守備ブロックの外側で回し、オーバメヤン頼みの攻撃。どこかで見たような光景だなぁ。うちだ!

アーセナルはみんながみんな中央に寄ってくる。SBのベジェリンでさえも寄ってくる。マンチェスターシティはスライドしなくていいから楽。

終盤にラカゼットとオーバメヤンの2トップとしましたが、結局試合を通してオーバメヤンにシュートはなく、むしろ4-4-2にしたことで間延びしてパスが繋がらなかった。

 

 

一方のマンチェスターシティはどうだったかと言うと、後半はアグエロを下げてギュンドアンを投入、重心は少し後ろへ。カンセロとベルナルドシルバのポルトガルの2人が前への推進力は保っていたが、アーセナルにボールをもたれ(持たせていた?)時間だけが過ぎていった。

両チームともポゼッションのチームらしく、奪われてショートカウンターの危険をはらんでいました。マンチェスターシティは、ルベンディアス。アーセナルはガブリエウがなんとか踏ん張った形。

 

後半の試合としては、ファンでなければ見なくていいかと思う内容でした。ある意味で膠着状態をキープしたとも言えますが、アルテタはもう少し動くかと思っていました。

 

結局、スコアは動かず1点を死守したマンチェスターシティが勝ち点3を獲得しました。

 

 

今日の苦しめられた選手たち

・セバージョス

     アルテタが残したかった選手なだけある。ビルドアップでの顔の出し方。抜けたあとのボールの運び。アンカーとしとも、IHとしても計算できる選手でした。

 

・ガブリエウ

    ダビド・ルイスに頼っていたビルドアップを全振りできるほどの選手。落ち着きもあり、パスも正確。サカに助けられた面もあるけれど。決定機を作った縦パスは見事。

 

・サカ

今日はWBではなく、IHでスタートしたサカは、パスコースを作り出したり、前に飛び出したりとビルドアップ以降の攻撃に大きく関与していました。ただ、WBからの横の動きが必要なかったので、守備側はサカの動きを判断しやすかったでしょう。あの決定機は、はずしてくれてほんと良かったです。

 

 

平均ポジション

 

マンチェスターシティ

 

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選手交代後


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アケの方がウォーカーよりも平均ポジションが高い。それだけ右サイドはウォーカーに依存していたし、カンセロのテイクバックを期待していました。

また、ディアスのフォローとして、ロドリとベルナルドシルバはディアスの左に下りていたのでなおさらです。

 

 

アーセナル

 

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選手交代後


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やはりとは思いましたが、サカはとても高い位置にいますね。

セバージョスとジャカのポジションが真ん中。相互関係ができています。

 

 

 

 

デ・ブライネがいないことで

 

王様のいない国

 

デ・ブライネが代表ウィークに怪我をしたときに私はこう感じました。

マンチェスターシティという国家に君臨する王ケビンが突如としていなくなった、と。しかし、無法地帯になると思いきや、国民たちは一致団結。目の前の敵を次々となぎ倒し、国を守りました。めでたしめでたし。

 

というおとぎ話のような試合でした。

 

マンチェスターシティの攻撃は、デ・ブライネが関与し、デ・ブライネで終わる。特に昨シーズン中断明けはそれはそれは顕著でした。

デ・ブライネのインテンシティ、デ・ブライネのチャンスクリエイト、デ・ブライネのフィニッシュ。これらがなければ得点が生まれないのではないかと思ってしまうほどの活躍でした。

 

しかし、今日はどうでしょう。

選手全員が動き、考え、相手の裏を取り、仕掛けて、1点をもぎ取り、クリーンシートを達成。少しの変化が見えたとも言えます。

ポジティブな要素でありました。

デ・ブライネがいない中でアーセナルに勝利。

 

この変化は、守備ブロックを作って少ない手数で勝負する戦いかたではなく、数シーズン前の人もボールも動く、クリエイティブで魅力的なサッカーに近いと思いました。

ベルナルドシルバとロドリとのポジティブチェンジ、スターリングのスペースに下りてくる動き、アグエロの曖昧な立ち位置、カンセロのFWを追い越す動きなどなど。

デ・ブライネという圧倒的な個性がいなかったからこそ生まれたものでもあったと思います。ここに純粋にデ・ブライネが混ざればこれまで見てきたペップシティが戻ってきてくれるのではないかと期待がありました。

 

次の試合が楽しみです!

 


ジンチェンコの可能性

さて、今回の試合で怪我をしていたジンチェンコ。

ファンからすれば「おいおい、なに怪我してんだよ」と試合後のインタビューがあったらすべてのカメラを映らなくしたいと思いました。

 

今日のカンセロを見ていたらわかりますが、カンセロは攻撃的なセンスはやはり高かった。前線との繋ぎ役ももちろんのこと、ペナルティエリア前でも冷静。しかし、ユベントスにいるときから「攻撃はいいんだけど、守備が…。」という評価があったが、それは今でも変わりません。その不安要素に対する1つの回答が今回のシステムとも言えます。ウォーカーがCBにいて、マフレズも守備に戻る中でカンセロも守備に回る。複数に紛れることにより、守備に特化しなくて良いということに。

これはまさに、ジンチェンコにとっても素晴らしい試みだと思いました。

 

昨シーズンのマンチェスターシティは左SBを狙い打ちされることがしばしばあり、それにより押し込まれ守りきれないもしくは攻めてるけど失点するというパターンが多かったです。

また、中断明けからWGをサイドに張らせるのではなく、SBをサイドに張らせるようになり、縦への推進力という部分でメンディーが使われています。(メンディーにその力がなくなっているのは十分わかったが…)

 

私は以前こんな記事を書いています。


ジンチェンコがIHでプレーするべき3つの理由 - tadashicityのブログ

 

ジンチェンコはIHでプレーするべきという中に、左SBが狙われているということを書きました。

その弱点を回避するようにアケが左に起用されたこの試合。ジンチェンコが本来のプレーを発揮できればベルナルドシルバの位置でもプレー可能だと感じた試合でした。

 

とにかく怪我を癒し、トップフォームに戻し、いち早くレギュラー争いに加わってほしい。前線の新加入がフェラントーレスだけという事実は既存戦力で戦う意思の現れです。

当然、ジンチェンコもその中の一人として数えられているはず。

 

何の根拠もないけれど、ジンチェンコにはがんばってもらいたい。

 


SBの多様化という罠

今日のシティの試合を見て感じたことは「SBという存在そのものに対する危険信号」である。

 

 

右SBは、カンセロがIH、ウォーカーがCBでの起用。

左SBはそもそも起用すらされていない。

 

マンチェスターシティというチームの中ではSBという選手はいらないと言いたげなシステムであったし、起用方法であったと感じた。

 

アーセナルのペペやウィリアンのドリブルに対して守備力のあるアケ、オーバメヤンのスピードに対してスピードのあるウォーカーをあてるということが目的であればいいのですが、これがペップの目指す戦術であるならば少し怖い。

 

近年のSBの多様化、偽SBという流れからSBは万能でなければいけないという考えがありますが、言い換えれば、万能な選手をSBに配置すればいいということになる。

実際にペップはバルサを離れてからそこに手を入れている。代表されるのはラーム、キミッヒ、ジンチェンコ。

 

今日の試合は、守備時にウォーカーがスライドするか、カンセロが降りてくるかでSBになる戦術で、初期位置にSBを置くシステムではなかった。

 

今後シティがどのシステムを基本とするのかわかりませんが、少しずつSBの選手の需要が減ってきていることが気がかりです。

 

 

 

ということで、思ったより長くなってしまいましたが、そろそろ終わりしようと思います。

 

ここ最近のマンチェスターシティからは想像ができないほどのアグレッシブな攻撃をしていた。昔のような人もボールも動くサッカーはまだこのサッカー界で通用するのか。

今後も期待したいところではあります。

 

DAZNではCLが見られなくなりました。

したがってポルト戦は見れません。アグエロが復帰弾、ギュンドアンがFKを決め、フェラントーレスが追加点で3-1の逆転勝利。幸先の良いスタートでうれしいです。

 

 

次節はウェストハム

ジーニョがポルト戦で怪我。デ・ブライネも怪我をしていて心配です。

ジンチェンコが戻ってきたのでカンセロのような使い方をされることを期待して、応援していきましょう。

 

 

それでは!