ManCityを追うものは一兎を得ず

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《マンチェスターシティ》今シーズンを考える

こんにちは。

tadashiです。

 

 

 

今回は開幕3試合とCLの組み合わせからマンチェスターシティの今シーズンを考えたいと思います。

 

 

 

 

プレミアリーグでの振る舞い

昨シーズンのマンチェスターシティは、コロナによるCL集中開催の煽りを受け、チームとして未完成のまま、個々のコンディションは調整できていないままシーズンをスタートさせ、一時期14位にまで落ちる苦しい序盤を経験しました。

 

今シーズンもCL決勝で同リーグのチェルシービッグイヤーを目の前で掲げられ、シーズンオフに行われたEUROではデ・ブライネが怪我をしました。

グリーリッシュは獲得できましたが、ハリー・ケインは結局トッテナムに残留したため、ストライカーが不在のままシーズンが開幕ということになっています。(結局、アグエロを超えるストライカーの獲得は実現しなかった)

 

 

 

開幕3試合で2勝1敗

 

これをみなさんがどう考えるのかはわかりませんが、私は良かったと思います。

 

開幕戦はトッテナムに負け、次のノリッジアーセナルには大勝しました。

 

トッテナムはある程度までマンチェスターシティのボール保持を許容し、前線の3枚はカウンターに全神経を集中させる戦い方を選び、見事にマンチェスターシティを打ち破りましたし、ノリッジは逆に不用意に前に突っ込みながらも引いた時もスペースメイクにまんまと引っかかるシティが大好物な対戦相手でした。

アーセナルに関しては多くを語ろうとしてもアルテタは大丈夫だろうか、という言葉でとりあえず納めざるを得ません。

 

くわしくはこちら

tadashicity.hatenadiary.jp

 

 

開幕戦でトッテナムに完封されて嫌な流れとなりましたが、残りの2試合をともに5-0で終えました。結果としては点の取れない試合も点の取れた試合もありましたが、この3試合ともシティの戦い方が大きく変わることはありませんでした

偽SB、エデルソン経由のビルドアップ、サイドで幅を取りスライドさせ、縦パスを狙う、ペナルティーエリアの奥深くに侵入し、触れば入るパスを出す。

形作られたマンチェスターシティの攻撃は揺らぐことはありません。それが封じられようが、いまいが。

 

 

このようにシティ自身はリーグを通して戦い方を変えずに、対戦チームの戦術がペップシティと相性が良いか悪いかという結果でリーグは展開していくと推測されます。

 

現段階の戦力で言えば、負けている状態で得点の切り札となる選手がフォーデンぐらいしかいないことから負けていても勝っていても前半から後半までそこまでスピードを変えることなく進めてくるだろうなというのが私の目論見です。

これまで通り下位チームには大勝すると思いますし、どの監督にもシティの2-3-2-3対策を取られると思いますが、そこはもう戦術と配置で殴るという物理攻撃ではないかと思われても仕方ないほど徹底的に「ペップシティ」でシーズンを戦うでしょう。

 

 

CLの組み合わせから考える

グループリーグの組み合わせは以下


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マンチェスターシティは、グループAに入り、PSG(フランス)、ライプツィヒ(ドイツ)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)との組み合わせとなりました。

この3チームで、グループ2位以上を争うことになりました。

 

過去の対戦成績

それでは、これまでのこの3チームとの対戦成績を見てみましょう。

 

【PSG】3勝1分0敗

【LEIPZIG】今回初対戦

【CLUB BRUGGE】今回初対戦

※一応、監督も調べましたが対戦なしでした。

 

マンチェスターシティは、3チーム中2チームと初対戦になります。

ライプツィヒのような縦に速いラングニック派のチームにはあまり良い印象がありません。2シーズン前に所属していたアンヘリーニョも力をつけてシティに挑むはずなので楽しみですね。

 

初対戦ということはペップの奇策が発動する確率も低く、安心して試合を見ることができます。

なぜそんなことが言えるかというと、ペップの奇策には独自に編み出されたリスペクトポイント(通称:RP)が関係してくるので、初対戦であればそのRPが0だからです。

 

日程

日程もすでに発表されています。


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おそらくこのグループで鍵を握るのが、クラブ・ブルージュとの試合です。

シティは、6試合の真ん中2試合をクラブ・ブルージュと行いますので、この結果によっては、11月12月という過密日程に入っていく時期にフルメンバーで戦う必要が出てくるので、かなり重要な2試合となります。

 

 

プレミアリーグの日程との兼ね合いはどうでしょうか。

 

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矢印はカタールワールドカップ予選を表しています。

このカレンダーとプレミアリーグの日程を見てもらうとわかるのは、9月28日(日本時間では29日)PSGとの初戦が最もタフな時期となります。

 

プレミアリーグチェルシーと試合をしたあとパリへ移動し、その後リバプールとの試合です。この3試合すべてがアウェイゲームとなり、試合だけの疲労ではなく、移動による疲労も重なります

ここから先は、代表選手を多く抱えるシティは、中3日、4日で試合をこなしていく選手が増えてきます。

 

ペップがどんな奇策対策を実施してくるかを期待したいなと思います。

 

 

 

戦術的アプローチの新たな側面

デ・ブライネとフォーデンが怪我で不在とはいえフルメンバーで3試合を戦いました。

 

そのなかで見えた新たなアプローチを見ていきましょう。

 

SBというポジションの破壊

少しだけ大げさな見出しにしてみましたが、ペップがバイエルン時代から試行錯誤を続けていた”偽SB”がいよいよ”偽”ではなくなるというのが今シーズンのマンチェスターシティです。

 

一昔前のSBと言えば、攻撃では主に大外レーンを担当し、タイミングよくオーバーラップをしてサイドを駆け上がり、クロスをあげてアシストというのが役割でした。

大外レーンを外れるのは、ディフェンス時のスライドぐらいでした。

 

では、マンチェスターシティのSBについてここ3試合を見てみます。

 

平均ポジション

1.vs トッテナム

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2.vs ノリッジ

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3.vs アーセナル

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この平均ポジションとシティの戦術から読み取れることをまとめます。

 

・ビルドアップでは、内側に絞りCB+GKからのパスの選択肢の1つとなる

・前にいるWGとの連携で、大外レーンとハーフスペースを使い分ける

・大外レーンにいくのは攻撃時のボールが相手陣内に運べてから

 

 

1つ目については、およそセンターハーフやアンカーポジションの選手の役割です。

ビルドアップが手詰まりにならないように、自分のポジションで相手を引きつけ、常に複数のパスコースをCBに与える役目です。

 

2つ目、3つ目については、WGやSHの選手の役割です。

ピッチを広く使うために幅を取り、サイドを起点にゴールに迫る役目です。

 

 

つまり、何が言いたいかというと、もはやペップシティのチームにはSBがいないのです。いなくなったと言ってもいい。

そこにはSBという名前のスタートポジションを持った、ミッドフィルダーサイドアタッカーの選手がいるだけと言えてしまうと思っています。

 

 

恐ろしい未来

個人的にはそれはそれは恐ろしいことだと思います。

これがスタンダードにならないことを願うばかりです。

SBというポジションの選手を育てる指標が完全に消滅する可能性すらあります。

 

中盤やサイドアタッカーの選手を育て、ビルドアップから崩しのシステムに合わせて選手を配置したときにたまたまSBというポジションになる、というぐらいの意味しか持たなくなってくるような気がします。

 

まあ…シティのIHで下りて強力な潤滑油(就活では死語)となれるのがベルナルドしかいないので、(そうしたのはペップですが)SBがやらないとだれがパス出すんでしょうか、という状況です。

 

さて、SBの未来はどこにあるでしょう。

 

 

 

レジスタエデルソン

システム表記の罠

2,3年前に元バルサインテル、そしてPSGに所属していたチアゴ・モッタが、PSG U-19を率いていたときに、GKも含めてシステムを表記した2-7-2という数字の羅列に驚いたのを覚えています。

 

その時にはさすがに「奇をてらうのは良いけど、それはないだろう」と思っていました。

 

しかし、

 

もしかしたら、ペップシティのビルドアップはそのようなシステム表記になっていくのではないかというお話です。

 

 

アーセナル戦のあるシーンを切り取ってみました。

18分のシーンです。

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エデルソンが両CBよりも前に出てボールをキープし、下りてきたベルナルドとパス交換をします。

ハーフラインよりアーセナル側は見えないのでわかりませんが、開始から人に意識を置いて守備をするアーセナルだったので、おそらくマンツーマンかと思います。(ジャカとホールディングが逆)

 

アーセナルは守備では5-3-2となり、前のオーバメヤンやサカがCBを見るタスクとなっていたはずです。後ろの3枚はそれぞれシティの中盤3枚を見ていました。

このようにエデルソンがCBよりも高い位置でボールを触ることでどのようなことが起こるでしょうか

 

 

 

答えは簡単です。

フィールドが11vs10になってしまうということです。

※上の空白を選択し、ドラッグしてみてください。答えが浮かび上がります。

 

 

 

元々、CBをそれぞれ見る予定だったオーバメヤンとサカは、フリーのまま少しずつボールを動かすエデルソンを無視するわけにはいきません。

 

だれかがエデルソンにプレスをかける必要性が出てきます。

そうすることで、フィールド上のどこかで必ず1人フリーになります。

おそらくアルテタが仕込んでくる人に強く意識を持った守備をスカウティングし、フィールドの人数を増やすというアプローチをペップがしてきたのだと思います。

 

ちなみにここでは、スミスロウがベルナルドを追ってそのままエデルソンにプレッシャーをかけました。

エデルソンが引きつけてパスをしたもののスミスロウの足に当たりあわやゴールとなりかけました。

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恐ろしいのは、あれだけ詰められた状態でもエデルソンがロドリへのパスを狙っていたことです。

このシーンでは、だれもがスミスロウのプレッシャーにたまらず横パスを選択すると思いますが、エデルソンはその先の展開を予測してパスを選んでいました。

もし、エデルソンのパスが成功していたとしたらどうなっていたでしょうか。

 

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一気に4人置き去りにされてしまいました。

 

フィールド上の人数を増やして、相手に判断を促し、空いたところを攻めていく。

 

昨シーズンから少しずつ見せていたエデルソンの持ち上がりも今シーズンは増えてくるかもしれません。

 

エデルソンはGK?

今のマンチェスターシティのビルドアップは、エデルソンの存在がかなり大きくなっています。

エデルソンを含めたサイドチェンジや縦パスは相手の守備組織を破壊し、よりスムーズにフィニッシュまで進むためのバニラエッセンスのようなものです。

 

最近になってようやく、マンチェスターシティは、エデルソンがビルドアップに絡む時間が少ないほど成績が良くないことに気が付きました。

 

さっそく開幕3節でもはっきりと見えたので紹介しておきます。

 

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左:トッテナム戦 右:アーセナル

まずは、パスを出した位置のプロットをピッチ内に落とし込んだものです。(参考:WhoScored.com)

敗戦したトッテナム戦ではほとんどのパスがペナルティーエリア内で行われていて、大勝したアーセナル戦は、半分ぐらいのパスがペナルティーエリア外から行われているのがわかります。

 

続いては平均ポジションです。

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開幕3試合と大敗した昨シーズンのレスター戦を持ってきました。

すべての試合を整理したわけではないのですが、傾向はしっかりと出ていることがわかると思います。

エデルソンが高い位置を取ったり、ボールに多く触れてビルドアップに関与することがシティのサッカーを体現するための要素の1つのようです。

 

レスターのロジャース監督は、シティのビルドアップからエデルソンを排除する、という戦術により見事にマンチェスターシティを倒しています。

このエデルソンを排除する、というのがシティの攻撃の一連の流れにエデルソンを関与させない、ということになり、シティの攻撃は停滞。

カウンターを何度も浴びて負けてしまったということです。

 

 

ポジションがシームレスになってくるペップシティ。

冗談ではなく、エデルソンがSBをやる日も近いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

デ・ブライネが怪我をする時期を考える

デ・ブライネの近年の稼働率

ここ数年のデブライネはシーズンをフルで走り切ることがありません。

クラブ、代表と連戦により、体だけではなく心までも疲れ果ててしまう傾向にあります。

特に年末年始はデブライネがインタビューなどで過密日程に対して不満を漏らし、その後の試合で怪我をするというパターンが恒例となっています。

 

ここ数シーズンのデブライネの稼働ぶりを見てみましょう。

 

 

17-18 プレミアリーグ 37試合 CL 8試合

ロシアワールドカップ 6試合

18-19 プレミアリーグ 19試合 CL 4試合

19-20 プレミアリーグ 35試合 CL 7試合

20-21 プレミアリーグ 25試合 CL 8試合

EURO 6試合

 

 

今のデ・ブライネは国もチームも背負っていて、そんなストレス下で結果を残し、ここまで試合に出ているのは立派の一言です。

 

ロシアワールドカップのあとの怪我による長期離脱、昨シーズンの中盤での数ヵ月の離脱が注目されますが、デ・ブライネはそれだけでなく細かく休みを取っています。

 

今シーズンも少なくともリーグでは5試合以上の欠場を考慮しておく必要があると勝手に考えています。

 

 

現在の状況

すでに2試合の欠場です。

昨シーズンCL決勝チェルシー戦で、後半にリュディガーに受けた眼底の負傷からEUROポルトガル戦での靭帯の損傷。

デ・ブライネはいまだに万全な状態でピッチに戻れていません。(レスター戦ではベンチに入れるようです)

12月から離脱を繰り返し、2月、4月、5月、7月と怪我により離脱をしています。

 

十分すぎる休養を得られたとも言えますが、試合に出ていない時間の長さはこれから始まる過密日程を考えるとネガティブなものになりそうです。

 

デ・ブライネは疲労の蓄積がプレー精度に顕著に表れるプレーヤーなので休息は必須。

怪我をしていなくてもしていてもある程度のタイミングで休むことになると推測します。

 

 

怪我のタイミング

それではデ・ブライネがおよそどの時期に怪我をする(休息をとるか)考えてみます。

サッカーカレンダーに再登場してもらいましょう。

 

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大本命は9月下旬のチェルシー→PSG→リバプールのアウェイ3連戦の後でしょう。

おそらくリバプール戦後に、自身の疲労について言及し、代表戦で足首を痛めると思います。

 

 

対抗馬は、年末です。

例年プレミアリーグもCLもない週に国内カップ戦が入りますので年末年始に休みはありません。

ここら辺でデ・ブライネがイングランドの過密日程に苦言を呈し、僕らもスーパーマンじゃないんだ…みたいなことを言って年始の試合で右足鼠径部を痛めるでしょう。

 

 

ダークホースは、次節で復帰し、シーズン終了まで離脱がない、です。

デブライネはかなりゆっくりと休養を取ることができました。

その間にグリーリッシュが加入し、手薄だったIHのポジションを高いレベルで担えるプレーヤーだということもわかりました。

デブライネが毎試合出場し、ネガトラもポジトラも全力でやる必要はないのです。

しっかりと出場時間をコントロールすることで、適度な負荷と緊張感を保ったままシーズンを走り切ってもらうことが可能です。

 

 

さて、世界中で私しかやっていないであろうデブライネの「いつ離脱する?」は、どういう現実が待っているでしょう。

 

 

ビッグイヤーのために

そろそろまじめな話をして終わりたいと思います。

 

ペップは昨シーズン2年の契約延長をクラブと交わしました。

これにより2023年までペップシティが続いていくことになります。

 

それはつまり、ペップシティが初のビッグイヤーを掲げるチャンスは今シーズンを入れると残り2回ということです。

 

 

マンチェスターシティはペップのもとでトレーニングを積み、戦術を叩き込まれ非常に安定した勝利をプレミアリーグで積み重ねていきます。

この結果は、みなさんご存知のとおり、この4年間で3回プレミアリーグを優勝することを可能にしたことで大成功となっています。

 

では、ペップシティがプレミアリーグを優勝した年のチャンピオンズリーグの優勝チームを見てみましょう。

 

 

17-18 レアルマドリード (ジダン)国内リーグ3位

18-19 リバプール  (クロップ)国内リーグ2位

20-21 チェルシー (トゥヘル)国内リーグ4位

()は監督名

 

安定したリーグでの戦い方はチャンピオンズリーグの優勝になんの関係もありません

必要なのは爆発力、高いモチベーション、そして勝者のメンタリティです。

 

そんなことはだれもが知っています。

 

 

 

じゃあ実際にCL優勝に必要なものはなにかと言えば「大舞台での理不尽オーガナイズ」でしょうか。

プレミアリーグで勝つには、もう十分すぎるほど安定してますし、下位チームにはエデルソンが絡めば目を閉じていても大勝できる。

 

トーナメントという負けたらそこで終わりな大事な一戦で安定を崩すことをペップが許容できるかだと思います。

 

私はそれを”理不尽オーガナイズ”と呼びたいと思いますが、つまり、配置でもいい、戦術でもいい、選手でもいい、試合の中に理不尽を作れるかがビッグイヤーを掲げられるかのポイントになろうかと考えます。

 

と、ここで上にあげたCL優勝チームを見てみると、それはそれは理不尽さに固められた理不尽さで勝利をもぎ取るようなチームだということがわかります。

 

レアルマドリードは、理不尽を集めたチーム。説明も不要です。

 

リバプールも同様。ゲーゲンプレスというピッチ上にカオスを意識的に作り出す戦術と、マネとサラーというこれまた理不尽なアタッカーにより理不尽のオンパレードです。

 

最後にチェルシー。途中就任からビッグイヤー獲得なんて理不尽以外の何者でもないですよ。シティの安定したビルドアップもカンテという理不尽なボールハンターにより封じられました。

 

理不尽のゲシュタルト崩壊に陥りそうです。

 

 

さて、マンチェスターシティには相手チームから理不尽と恐れられる選手が果たしているでしょうか。

 

・デ・ブライネ

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気持ちはわかります。しかし、得点を決められる選手がいて初めてサッカーは勝てるスポーツです。チャンスを生み出すだけではだめです。

 

ここではっきりと言っておきますが、私はデ・ブライネの0トップは断固として反対です。

デ・ブライネが真ん中にいて点が取れるわけではないすし、ポゼッションを高めるだけ高めて調子の良い選手が調子の良さで点をとるのは、CLの一発勝負の戦いでは厳しいと感じています。

 

・フォーデン

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これもわかります。しかし、彼にはまだ経験値が足りない。もう少し。もう少しなんです。もう少しで爆発すると思うんですが、今シーズンのCLではないと思っています。しかし、可能性があるとすればフォーデンだと思います。

 

 

おそらくウォーカーが二人いれば、理不尽オーガナイズが可能で守りきれるチームになるでしょう。

なにかひとつでも爆発的ななにかを。

これがマンチェスターシティのビッグイヤー獲得の条件です。

それ以外はもうすでにペップがもたらしてくれているはずです。

 

 

ストライカー不在、本職左SB不在のマンチェスターシティは、今シーズンどれだけの栄光をファンたちに届けられるのか。

始まったばかりの新シーズン楽しみに見ていきたいと思います。

 

それでは!