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スコアラーの問題と左利きCBの復帰 PL 第24節 vs Sheffield United (アウェイ)

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こんにちは。

tadashiです。

 

ミッドウィーク開催のプレミアリーグ。選手の疲労もファンの寝不足もたまってきているシーズン後半戦。

ボキャブラリーも減ってきます。

 

前回対戦の記事はこちら


フリーの選手を作るために。 PL 第20節 vs Sheffield United - tadashicityのブログ

 

シェフィールドとは前回対戦から日が浅いこともあって、両チームに驚くべき変化はありませんでした。

 

Mancityが3バックで戦い、Laporteが戻ってきたぐらいです。

実際はそのLaporteの復帰がなによりも大きな補強ではあるんですが、Mancityファンからすればようやく戻ってきた日常というところでしょうか。

 

今回は簡単にレビューを書いて終わりたいと思います。

 

 

目次

 

 

[結果]

Sheffield : Mancity    0 - 1

73分 Aguero (Assist:De Bruyne)

Aguero 16ゴール

De Bruyne 15ゴール

 

 

[フォーメーション]

◻️Mancity

3-4-2-1


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5バックへの対応として3-4-2-1を採用。Laporteが戻ってきたことで、左CBに入ります。FernandinhoもCBでの起用です。CBからの配球でゲームを組み立てようという意図がスタメンから感じます。

Jesusがスタメン。JesusはそろそろAgueroとの違いを見せたいところ。

 

◻️Sheffield

5-3-2


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前回対戦では、3-5-2だと書きました。今回は明確に5バックであることがわかったので、5-3-2としています。2トップが前回対戦と二人とも変わっていました。個人的にはムセの方が良かったかなと思います。

 

[両チームの配置]

Mancityボール保持、Sheffieldボール非保持に言及


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試合が始まると、Zinchenkoは内に絞り、Sterlingがワイドに張る形。LaporteやFernandinhoから効果的な縦パスが入るので、前線の選手は安心して動くことができます。

 

シェフィールドは守備時も532です。唯一違うところをあげるならば、前回対戦よりもDFからFWまでの距離をさらに短くしているところでしょうか。

 

シェフィールドは守備の組織がしっかりしていて、受け渡しが絶妙なんです。

今日の試合は5バックで、3トップをマークし、WBへはCMがスライドしながら対応していました。

CBにハードにプレスをかけるわけではなく、コンパクトに保ち、パスの受け手をケアするようにしていました。

 

Otamendiへボールがわたる回数が多かったのは、シェフィールドの狙いでもあったかもしれません。

 

実際のところポゼッションはMancityに軍配が上がってますが、シェフィールドもチャンスは作っていたので、運が悪ければ負けていたとも思えます。

 

今日の勝利はDe BruyneとAgueroさまさまというところです。

 

 

後ろのボール回しに対して強くプレッシャーがなかったことからMancityは途中から大胆にも中央をRodri一人にしてDe Bruyneを前に出す形に変えました。

 


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ZinchenkoとMahrezがハーフスペースに顔を出し、ワイドの選手と連携。De Bruyneは右へずれることの方が回数としては多いですが、バランスよく顔を出します。

これで攻撃が活性化したわけではありませんが、タスクの減ったDe Bruyneがアシストで試合を決めたのだかは良しとしましょう。

 

今日は少し別の話を。

 

Mancityには何人かSBがいます。

左はZinchenko、Mendy、Angelino

右はWalker、Cancelo

 

それぞれキャラクターも違えばプレースタイルも違います。

例えば、Zinchenkoはウクライナでは攻撃的ポジションをつとめていることもあって、足元の技術が高い。Mancityでは主に偽SBとしてビルドアップに貢献します。

今シーズンユーベからやってきたCanceloは、万能な選手ですがどちらかというと攻撃的なSBです。内にも外にも入れるCanceloはパス能力が高いので、IHやDMから出すパスを右SBから出せるようになります。

 

このようにいろんなタイプがいて、Mancityだけでなく現代のザッカーはSBの存在が大きくチームに影響を大きく与えるので、SBによって3トップの役割も変わってきています。

Sterlingを例にとると、MendyがSBとして出場すればSterlingはよりゴールに近い位置でプレーします。一方でZinchenkoがSBとして出場すればSterlingは大外レーンを担当することも多く、ゴールへ直結したプレーは少なくなります。

 

Pepが残りのシーズンをどう進めていくかによりますが、Sterlingの得点が減ってきている事実があるので、左SBのチョイスがかなり大事になってくるかなと思います。

 

 

 

[今日の困り顔]

困り顔と言えばもうみなさんご存知。Gabriel Jesusです。

今日はスタメンに名を連ね、いくつかのチャンスはあったものの得点には至らず。

交代で出たAgueroがしっかりと得点し、また偉大なるベテランとの差を露呈してしまいました。

 

 

 

しかし、

 

 

僕はJesusがとても好きなんです。なんだかんだ攻撃的なポジションならどこでもできるし、まだ若いながらもシティの主力として活躍しています。

 

今日も精力的に動いて得点チャンスに絡もうとしていました。

そして、前半に得点チャンス。35分にMahrezがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーはJesus。

この後はぜひ動画を見てください。

 


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困り顔オブザチームのJesus。

 

最高のたまらない困り顔が見られます。

元々困り顔してるのに、決定機をはずすとさらに困ってしまいます。困りすぎて眉毛が垂直になるんじゃないかと不安になるほどです。

 

 

真面目な話をすると、Jesusは動きすぎです。ポジションや崩しの最中は動いて楔をうけるのは必要ですが、最終的にはゴール前でシュートを打てる位置にいるのがフォワードですね。Agueroはその使い分けがとてもうまく素晴らしいタイミングでゴール前に顔を出すことができます。

 

JesusとAgueroの違いはそこだと僕は感じます。

 

[ハイライト]

最後にこの試合のハイライト動画を共有します。

いつもお世話になってるMancityの公式Twitterです。


Manchester City on Twitter: "Three points: ✅ Clean sheet: ✅ @Laporte's return: ✅ 🔵 #SHUMCI #ManCity… "

 

 

ということで、今回のレビューはとてもすっきりと情報少な目で書いてみました。

時間がないこともありますが、これぐらいすっきりさせた方が書きやすさもあります。

 

Mancityはカップ戦2連戦あります。

カラバオカップはユナイテッドとの2ndレグ。ぜひ決勝に進んでほしい。

 

それが終わればトッテナムとのリーグ戦。

 

厳しい戦いが続きますが、なんとか今の順位をキープしてほしい!

 

それでは!