ManCityを追うものは一兎を得ず

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PL 第3節 vs アウェイBournemouth戦

こんにちは。
tadashiです。

プレミアも序盤から面白くなってきました。
ユナイテッドがパレスに負け、シェフィールドがCBオーバーラップ戦術を使い、ノリッジシティのプッキが3試合5ゴール。
そんな中順調に進んでいく我らがMancityと宿敵Liverpool。やっぱり今年もLiverpoolと争うのか。


今日の相手はBournemouth。これまで8試合戦って8連勝の相性のいい相手。直近の試合は1-0の勝利でしたが、ポゼッション率が8割を超えていました。Bournemouthは相当引いていたんでしょうね。


[本日の結果]
1-3 WIN
14 Aguero(Mancity)
42 Sterling(Mancity)
48 harry willson(Bournemouth)
64 Aguero(Mancity)


[スタッツ]
Bournemouth : Mancity
ポゼッション 26.2 : 76.8
パス成功本数 179 : 648
シュート 10 : 19
デュエル勝利 41 : 47
キーパーセーブ 2 : 6


Agueroが2ゴール。Sterlingも点を取りました。Sterlingは3試合5ゴール。すさまじいです。
デュエルは均衡していましたが、Billngなどのフィジカルタイプが勝ってましたね。Mancityの弱点と言えばここです。
キーパーセーブがMancityの方が多かったのはそれだけBournemouthもチャンスはあったということでしょう。


[今日のポイント]
・Bournemouthの狙いとMancityの形
・Laporteフリー合戦
・De Bruyneプレミア最速50アシスト

それでは本日も解説をしていきます。

フォーメーション
Mancity
いつもの433。今日はアンカーはGundoganです。


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Bournemouth
541です。Fraserに期待したい。

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Bournemouthは541の3ラインを守備時にも保ちます。
ワントップのWillsonはボールを持ってるCBに緩くプレッシャーをかけます。隣のCBにボールが渡ったらWillsonは下がり、4枚のMFの中央2枚のどちらかがボールホルダーにプレッシャーをかけます。Laporteに縦パスよりもサイドにボールを出させるように誘導していたように思えます。サイドから中央への斜めのパスをカットして、Willson、Fraser、Kingの3人で縦に速い攻めを狙っているようでした。

12分のシーンはおそらくBournemouthの狙い通りのシーンだったと思います。B.silvaとDe BruyneにたいしてBournemouthは5枚準備していてすばやい出だしでボールをカットしました。

その2分後にMancityが先制するわけですが、Bournemouthの中盤が前に出て来る決まりをLaporteはうまく活用します。
Bournemouthの右CMが出てきたところを最初はZinchenkoに預けます。



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写真のようにもう一度同じシーンになったときにLaporteは54のラインの間に立つD.silvaにパスを送りました。守る側がギリギリ触れない位置とスピードでボールを配給し、その後は連動した動きでAgueroがフィニッシュ。
たぶん飛び出してきた相手の軸足と上げてる足を見てどうしても足が動かない位置、タイミングを狙ってます。Pepcityは「新しい選手は2年目から」と言われている中でLaporteは冬の加入からいきなりの活躍です。

最初のうちは中に入ってきていたZinchenkoは得点の前後から、サイドに張るようになりました。De BruyneとD.silvaはBournemouthの54ラインの間、Gundoganが4枚の中盤ライン付近でフラフラして、Laporteのパスコースを作るようにチーム全体が動いていました。


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そうなるとBournemouthは完全に攻め手がない。WillsonにたいしてはCBがうまく対応しているし、54のラインがMancityの前進に合わせて下がってしまうので、Laporteはフリーになるし、Willsonは孤立するし(武藤嘉紀の言葉を借りれば、「孤立していましたし」)、攻撃のことを考えているのかいまいち見えてきません。
(Bournemouthの監督はフロントからの信頼が厚く、41歳の若い監督です。もう8年目らしいです。すごい。)

それにしてもLaporteです。
今日の彼のスタッツはすごかった。なんかもうディフェンスのできるピルロとかセスクとかそんな感じですよ。


パス本数:134本で両チーム合わせて1位
成功率:92%
チャンスクリエイト:2回


しかも前進するパスが半分を占めてる。今日のMancityは間違いなくLaporteがゲームメイクをしてました。
Laporteはピルロです。フランス代表に選ばれてないのほんとに理解不能です。


その隣でプレッシャーにちょっとあたふたする熱い男そしてAgueroの心の友Otamendi。ひげの男Otamendi。


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近年あの髭はいろんなところで流行っていますが暑くないんですかね。


42分のMancity追加点もLaporteが起点になっています。左足でB.silvaに出したロングボールはBournemouthのやる気をだいぶそいだと思います。あのスピードで出されたらWBも対応できません。しかもあのスーパーシャイボーイ(De Bruyne)がしっかりと縦に走り出してB.silvaのドリブルコースを空けるんですね。優勝セレモニーとかでも全然前出てこないし、集合写真もだいたいはじっこなのに、試合だとガンガン前出て来るんですよ、こいつ。

Mancityの試合を見ているとSBが不憫で仕方ないです。決して君らのせいじゃない。



後半は序盤からお互いにスピーディーな展開になりました。Bournemouthは前半のようには引かず、Mancityが繋ごうとしているところに次々と前に出て来るのでパスミスも多かったです。

57分
PepはすかさずGundoganをRodriに代えました。後々わかりましたが、ボールを受けようとフラフラするGundoganに比べて、Rodriはどっしりと中央に構え、カウンター時のファーストディフェンダーにもなっていました。
そしてなによりRodriは、Laporteがフリーになるように意識的にBournemouthの選手を動かしていました。
中央でパスを受けるように動かれたらさすがにマークしないわけにはいかず、Bournemouthとしては難しい展開になってしまいました。

64分にAgueroが得点してからはMancityがしっかりとボールを回します。
68分に点を取りに行く交代をBournemouthが行いますが、チャンスはMancityの方が多かったと思います。


78分にMahrezが入ったことが理由かはわかりませんがZinchenkoがサイドに張らずに中に入るようになります。これもゲームを締める意味でポゼッションを優先したのでしょうか。カウンター対策にもなりますから。

しかし、今日はOtamendiとMahrezが良くなかった。特にMahrezはパスが最善の場面でボールを保持してしまうケースが多く、勝っていなかったら最悪でした。


その他はCanceloがプレミアデビューしました。まずは出場しましょうという感じですか。

最後に、
僕の大好きなスーパーシャイボーイDe Bruyneがプレミア最速50アシストの記録を達成しました!

今日の彼は後半ちょっと雑なプレーがありましたが、いつも通り相手チームを苦しめる動きをしていました。彼はなによりプレーが正確なので派手さがない分ムラもなく安定感があります。ただ、僕自信はDe Bruyneは司令塔やゲームメイカーだとは思っていません。ゲームメイカーがいて、ストライカーがいて、持ち味を発揮するタイプだと思っています。
Twitterをフォローしてるんですがあまり更新されず悲しいです。


ということで次節もしっかりと勝っていきたいと思います。

そろそろCLの抽選会ですね。
今年こそはCL制覇!

それでは!