遂にCB不在のMancity PL第9節 vs Crystal Palace
引用:Mancity公式Twitter
こんにちは。
tadashiです。
インターナショナルブレイクが終わり、また慌ただしい日々が続きます。
今回は昨シーズンMancityに負けをつけたクリスタルパレスとの試合です。
ザハ、タウンゼントなど強力な前線がいるので、前節のウルヴス戦を思い出して非常に嫌です。
そしてこの試合本職CBがついに0人となってしまいました。
それではさっそく進めていきましょう。
[結果] 0-2
Crystal Palace
Mancity ⚽⚽
39 Jesus
41 D.silva
2点目のSterlingは良かったですね。D.silvaのランニングも良かったですが、時間つくってふわっと浮かしたパス。極めつけは後ろからのボールをダイレクトボレー。この一連のゴールまでのプレーは全部良かったです!
[スタッツ] Palace : Mancity
ボールポゼッション 28.7 : 71.3
シュート数 7 : 21
パス本数(成功率) 274(75%) : 595(88%)
どちらもこういう風にゲームを進めようという狙いが見えているスタッツ。それにしてもどれだけシュート打つんだシティは。
[今日のポイント]
◻️CB不在のMancity
◻️ジェズスの課題
◻️カンセロの個性
[フォーメーション]
◻️Mancity
433
怪我人が多すぎて、ついに本職CBがいなくなりました。
CBは、RodriとFernandinhoです。SBは右にCancelo、左にMendyと、これまでにない組み合わせ。
中盤より前はAgueroが大事をとっている以外はいつも通りです。De Bruyneもばっちりです。
怪我の影響もあって、代表に選ばれていない選手も多く、コンディションは悪くないと思います。
◻️Crystal Palace
4321
なんといっても監督のホジソン。昨シーズンPepに泥をつけた唯一のイングランド人監督だとか。おそらくコンパクトに陣形を保って、ボール奪取のあと素早く前線にボールを送って一気に仕掛ける戦術を取ると思います。
9番のザハが要注意。タウンゼントではなく、15番のシュラップが左。1トップは9番のAyew(読み方わかりません)です。
ケーヒルがいますね。移籍したのを知りませんでした。
この試合はベンテケを最初からでも良かったのでは?と思いました。
◻️CB不在のMancity
代表ウィークの前に、Otamendiの兄貴が怪我をしたという情報を得ました。
現在怪我をしているCBは以下の3人
・Laporte
・Stones
・Otamendi
残りのCBは、E.garciaとBellisでどちらもまだ20歳にもなっていません。
そこでこの試合Pepが選んだCBは、RodriとFernandinhoです。
ボールポゼッションが高いMancityにとって、ボールを保持することが同時に守備もできているということになるので、ボールロストの可能性が低いアンカーが本職の二人をCBに置いても、大きな違いはないかもしれません。問題があるとすれば、4バックの連携でしょうか。
それも、ここ最近CBもこなすFernandinhoがいてくれるので、Rodriに気を使えばなんとかなるんでしょうね。190cmをこえるRodriはクロスにも対応できるので、弱点にもならないだろう、と。
MendyとCanceloも崩れることなく、パレスが期待外れだったのもありますが、クリーンシートで勝てました。
GundoganがCBの脇に落ちたり、間に下りたりして、ビルドアップはすごく自然でした。
この試合はMendyもアンカーの脇にポジショニング取ったり、攻撃作りに入り込もうとしていたと思います。(なんかやりにくそうだったけど笑)
◻️Jesusの課題
今日の試合は、AgueroではなくJesusがスタメン。
本人的にもそろそろ1トップのファーストチョイスになりたいと思っているところだと思います。今日もしっかり先制点を取り、チームの勝利に貢献しました。
しかし、それだけではMancityの一番にはなれない。
それが63分のプレーから見られました。
Sterlingの献身的な守備(今日の彼は攻守に渡ってとても素晴らしい貢献をしました)からのMancityの攻撃に繋がるシーン。
図はMendyからボールを受けたJesusです。
(ここが見れたMendy素晴らしい)
中央でフリーでボールを受けるJesus。
受けたあと2回ボールタッチしたあとの図です。
Mancityの右サイドにはDe BruyneとB.silvaが見えます。
Jesusは右に出せなかったのか、このあと同サイドを選択してしまい、攻撃が繋がらなかった。右サイドに展開できれば局面2対1で優位にたてたはず。
さらに終盤、抜け出したJesusはフリーになっていたDe Bruyneが見えておらずだめ押しの3点目がとれなかった。
写真はありませんが、シュートを外したあとにDe Bruyneに気づいて頭を抱えるキングオブ困り顔が見えました。
しかしまあ代表とクラブでここまで役割が異なると混乱してしまうような気もしますが、そんなことなくちゃんとチームの中に入り込むのはすごいなと思います。
がんばれ。
◻️Canceloの個性
ユベントスから加入したCancelo。ものすごいスピードで順応しました。そのなかでさらにWalkerとは違う個性を少しずつ発揮しているように思えました。
前回出場した際にも見えた部分。それがCanceloのパスセンスですね。
写真の赤い丸の位置にいるのがCanceloです。Mancityのゲームにおいてはこの位置にSBがいることはあまり不思議ではありません。このシーンでは、右サイドに開いたJesusが中に切り込んで中央にいるCanceloへパス。
CanceloはJesusの動くタイミングを見計らってDFの隙間を通します。Jesusのシュートは惜しくもキーパーに阻まれましたが、決定機を作るパスが出せるのがSBというのは攻撃の幅広がってファンとしてはありがたい。
前回のCLでも、内側でボールを受けたCanceloはD.silvaがペナルティエリア際に飛び出したところに正確なパスを放り込んたシーンがありました。
こういう場面で内側を爆走するWalkerと違ってパスにできるCanceloはオプションとしてだいぶ違いを作れると感じました。
Mancityの補強はほんと当たりが多いですね。たしかなスカウティングと、確固たるゲームプランがあるからピンポイントな補強ができるんだろうと思いました。
翌日の試合で、リバプールがユナイテッドに引き分けました。
昨シーズンもこうやって少しずつ差を縮めて逆転しましたんで、こうやってゆっくりじわじわと距離をつめていきたい!
CB問題はStonesの復帰で解決するのか、年末の超ハードスケジュールをどう乗り切るのか、今後も注目です。
プレミアリーグのシティ戦全試合書きたい気持ちはあるけれど、インプットが疎かになるところが最近の悩みどころです。
それでは!