第4節 vs リーズユナイテッド ~ペップの見る未来とは~
こんにちは。
tadashiです。
今日もよろしくお願いします。
第2節ウルヴス戦、第3節レスター戦は1勝1敗。そして迎えた第4節。
ペップが尊敬するビエルサ率いるリーズユナイテッドとの一戦です。
メキシコで選手を引退し、バルセロナBの監督としてバルセロナに戻る前のペップが、アルゼンチンにいたビエルサに話を聞きに行ったというのはあまりにも有名な話です。11時間も話をしたとかしないとか。(睡眠や食事はどうしたんでしょうね)
前節レスター相手に5失点。
ペップの監督キャリアで初の5失点は、守備の意識はもとより、背後のスペースを空けてしまうなど、守備に晒されることに対して組織化できていないことが原因だったと認識しています。
オフが短くフィットネスが整っていないとか、怪我人が多いと言ってしまえばそれまでですが、この試合ペップはチームに対してどのようなアプローチで守備の弱点を対策するのか。
10月5日に移籍マーケットが閉じました。
最終的には、フェラントーレス、アケ、ルベンディアスを獲得。CBを2人も獲得しています。
その他に若い選手を獲得し、CFG(シティフットボールグループ)内のチームへレンタルさせています。
開幕前はバルセロナとのやりとりがあり、あの世界的選手の獲得が噂され、ファンの間にも複雑な気持ちがまきおこり、様々な意見が出ました。
バルセロナカンテラ出身のエリックガルシアも物議を醸していました。結局バルサへの移籍はなく、ほぼ100%来夏にフリーでバルサに行くことになりそうです。
そんな選手がいながらもシティでのプレーに希望を抱いていたアダラビオヨをフルハムに完全移籍で売却。
5人目の控えCBとしてエリックガルシアを残したことになり、これまたファンから様々な意見が出たところです。
ピッチ外のいざこざがチームの勝利に影響しないことを信じて、私は静かに見守っていくことにしています。
さっそく試合を振り返っていきましょう。
結果とスタッツ
結果
リーズユナイテッド ⚽
マンチェスターシティ ⚽
リーズ | マンシティ 1 - 1
17' スターリング (assist by フェラントーレス)
59' ロドリゴ
スタッツ
前半
ポゼッション : 51% | 49%
シュート数 : 4 | 12
枠内シュート : 2 | 2
コーナー : 3 | 5
ビッグチャンス : 2 | 0
フルタイム
ポゼッション : 52% | 48%
シュート数 : 12 | 23
枠内シュート : 7 | 2
コーナー : 7 | 10
ビッグチャンス : 5 | 0
#LEEMCI
シュート23本で枠内2本ってどういうことでしょう。
シュートに腰が入っていないよ!
そうではなくて、リーズの守備がシュートコースを切る、利き脚と逆に持っていかせる、というシンプルなことを実行していたからです。打たされて枠外。だと私は感じました。
ポゼッションも負けてますねぇ。最後に書きますが、ペップはなにを明確なビジョンとして今シーズンをやっていくのか気になる。
ハイライト
https://youtu.be/BvGm0Cz1oAc
https://youtu.be/BvGm0Cz1oAc
スタメン
両チームのスタメンはこちら。
■リーズユナイテッドリザーブ
7 ポヴェダ (← 10' アリオスキ out)
20 ロドリゴ ( ← 56' ロバーツ out)
24 リーフデイビス ( ← 77' クリヒ out)
25 カプリール
14 ディエゴジョレンテ
21 パスカル
46 シャクレトン
20 ベルナルドシルバ ( ← 65' フェラントーレス out)
6 ナタンアケ ( ← 71' メンディー out)
25 フェルナンジーニョ ( ← 77' マフレズ out)
13 ステフェン
5 ストーンズ
80 パーマー
48 デラップ
リーズユナイテッド 4-1-4-1
マンチェスターシティからのローンのジャックハリソンは契約上の理由によりシティ戦には出場できません。かわりにアリオスキが入り、それ以外は前節シェフィールドユナイテッド戦と同じです。
マンチェスターシティ 4-3-3
開幕後初のアンカー1枚の4-3-3です。
ベルナルドシルバ、ラポルトが復帰。少しずつメンバーが戻ってきています。
ルベンディアスがスタメン。彼は合流して、トレーニングを2回しかしていないようです。ペップは右利きにこだわってるんですかね。
また、マフレズが1トップの位置に。
これもなにかの狙いでしょうか。
前節レスター戦の課題
前節レスター戦のレビューはこちら
第3節 vs レスターシティ ~お決まりはない~ - tadashicityのブログ
大きな問題としては、守備に対する決めごとがあるようなないようなチームというところです。
①背後のスペースを空ける
ダブルボランチで挑んだレスター戦は、前半にロドリとフェルナンジーニョがそれぞれ目の前の相手にプレスをかけ背後のスペースを空けてしまいました。このシーンは、フェルナンジーニョがかわされ、そこから攻めこまれた結果PKを献上しています。
また、フェルナンジーニョが交代してからは、デ・ブライネ、ロドリ、ウォーカーと後ろのことを考えないプレスを連発。
この試合は、アンカーを一人置いた中盤構成なので、レスター戦とは状況が違います。そもそも背後のスペースをケアするためのアンカー1人の4-3-3だったのだと思います。
②SBで1対2を作られてしまう
先日のレビューでは「飛び込めない状況に持ち込まれる」と書いていますが、改めて読み返すと問題点は「SBに対して数的不利を作られている」ということだと思いました。
特にレスター戦では、WGが内側に絞っていたので構造上、SBへのフォローはほぼありませんでした。
今回どのように修正したのでしょう。
両チームの狙い
リーズユナイテッドボール保持
まずは、ホームのリーズについて。
リーズの魅力は走力を活かしたダイナミックな攻めですが、その攻撃のスイッチは中央に入るフィリップス。
前後半通して、リーズは「フィリップスに前向きでボールを持たせる」ということを狙っていました。フィリップスから前線に配球し、後ろからの攻めあがりを絡めながらフィニッシュに行くのが理想です。
しかし、前半は思うようにいかず。
前半はマンシティの守備意識が高く、リーズの形を阻害しようとしていたので、うまくはまらなかったようでした。
リーズはGKから始まるとき、CBがサイドに開き、その中央にフィリップスが顔を出します。
SBは大きく開き、IHはフィリップスとSBの間のラインにポジションを取ります。
マンシティはおおむね図のようなエリアで守っていたと思います。SBはあとで対応し、まずは要のフィリップスに仕事をさせてはいけない!という気持ち。そして、受けてたつこと対してかなり慎重にプレーしていました。
前半は大成功。後半は出し抜かれて失敗。
まあしかし少なくとも、レスター戦での背後のスペース放置はなかったから良かったなと思いました。
マンチェスターシティボール保持
アウェイマンシティ。
明確にマンツーマンで対応してくるリーズに対して、マンシティは「目の前の相手を抜く」という対策を実行。
一人振りきったことで空いてくるスペースを前線が使っていこうという狙いが見てとれました。
特に左サイドのメンディーとラポルトは、何度も自分のマークをドリブルで抜き去り、スペースを創出していました。
一人が抜かれるとだれかが出ていかないといけないので、必然的に別のだれかのマークがずれていきます。だれかがフリーになるということ。リーズは抜かれてもその選手がボールを離してもなんとかついていこうとしていましたが、前を向かれている相手に後ろから追いかける一人で対応させるわけにはいきません。
メンディーはサイドでボールを持ち、内側に切り込んでいたので、マンシティのIHをマークする選手の位置をずらしたり、ボールウォッチャーにさせる目的があったのだと思います。が、しかし、私はそこまで効果的であったとは思えませんでした。詳しくは後で書きます。
ラポルトの攻めあがりも効果的でした。
最終ラインからひとつ前に運ぶことでマークのずれを生み出し、サイドの選手をフリーにすることができていました。
しかし、チャンスとなっていたのは、リーズの攻撃をしっかり守ったあとの攻撃が多く、今日のマンシティは普段とは異なるゲームの作り方、入りかたをしていました。
前半はリーズを止める
前半開始
前半のポイント
・マンチェスターシティの守備
・マンツーマンの剥がし方
まず、マンチェスターシティの守備。
CBにプレッシャーをかけるのは両WGのスターリングとフェラントーレス。外側からアタックし、中央へのパスコースに限定させます。
一方、今日の1トップはマフレズ。最初の予想は、マンツーマンで来るリーズに対してマフレズが下りたり右に動くことでマークに迷いを持たせ、フリーの選手を作ることを目的としていたのかと思いましたが、始まって気づいたのは、マフレズがショートカウンターの中継役になるんだろうな、ということ。
攻撃の話をしてしまいましたが、守備では、意識的にフィリップスへのパスコースを消していました。GKに返しても追わず、CBとフィリップスのコースを消します。
前半はマフレズの後ろでフィリップスが受けようとしてロドリが出てきたシーンが見られ、不安を感じましたが、流れの中での対応だったようです。
フィリップスが横に動いてマフレズの後ろでボールを受けようとするので、IHの二人がフィリップスのトラップを狙ってボール奪取をしていました。特にデ・ブライネは執拗にフィリップスを狙い、思い付くだけでも3回はボールを奪うことに成功していました。
また、SBからのフィリップスへの横パスにも素早く囲むことができ、背後のスペースを闇雲に空けてしまうプレスはしていなかったと思いました。
一方のリーズは前述の通りマンツーマン。そして1トップに対して1枚余らせています。なので、攻撃側の方が常に一人少ないような構図に。
そこで、ペップは1対1のドリブル突破を狙うことにしました。
1分のメンディーの内側への仕掛け、6分のフェラントーレスの縦への突破、16分 決定機となったスターリングのペナルティエリア内での突破などなど、その他にもラポルトが中央をドリブルすることもあり、チームとして目の前の相手を抜いてマークのずれを生むことを意識していたと感じます。
際立ったのは左SBのメンディー。対峙するエルデルコスタ相手に1対1に何度も勝利。中に切り込んだり、強引に縦に突破という形を何度も見せ、およそ前節のような曖昧なプレーではありませんでした。エルデルコスタは、メンディーの積極的な突破に手を焼き、なかなかいい場面は見せれなかったですね。
というように、これまでの選手の配置により、ボールを動かして相手を動かすのではなく、ドリブルにより相手の陣形を崩すこれまでとは違うアプローチとなりました。
リーズにボールを持たれることを許容し、中盤でのカットからスピードのあるショートカウンター、というのが前半のマンシティの攻めとなっていました。
その狙いが実ったのが17分の先制点。
CBからGKへプレスをかけ、中途半端なパスをメンディーが回収。フェラントーレスが拾い、スターリングへ。スターリングが2枚のDFを剥がし、右隅に決めました。
これは、守備から始まる攻撃で、これまでなかなかマンシティでは見られなかったゴールだったと思います。
リーズも黙って見ていたわけではありません。
24分のバンフォードのシュートは、マンシティのビルドアップをカットしたところから。
37分の決定機は、中盤背後のスペースをクリヒが使ったことで速攻を仕掛けます。シュートを打ったのは左SBのダラス。
前半ロスタイムにはメンディーの背後の広大なスペースへ右SBエイリングが飛び出し、フォローにきたラポルトまで交わし、ゴールまで迫りました。ここはエデルソンがスーパーセーブ。
前半はリーズの方がパス本数が多かったというデータがあります。
ボールの前進をドリブルに頼っていたことが数字として現れていました。
後半のビエルサ
後半開始
後半のポイント
・メンディーを止めろ
・フィリップスをフリーに
・走りきりたかったリーズと落ち着かせたかったマンチェスターシティ
リーズは、後半頭からポヴェダを投入。ポヴェダはマンチェスターシティのアカデミーにいた選手。小柄ですがスピードとドリブルテクニックがあります。
そのポヴェダを前半調子の良かったメンディーのサイドに配置し、エルデルコスタは左サイドに移りました。
後半開始早々にポヴェダがメンディー相手に突破を見せたことで、シティの左サイドはビエルサの采配に軍配があがりました。
これ以降メンディーはポヴェダの突破を嫌い、前半ほどのアグレッシブなドリブルはなくなり、押し込まれる形に。結局アケと交代することになりました。
また、フィリップスが前を向くための工夫が後半で見られます。
前半では、GKやCBからフィリップスに直接パスをしていましたが、後半からは、前線やIHが下りてきて、マンシティのブロックの上を中距離のパスで越え、落としのボールをフィリップスに預けるようにしたのです。
三人目の動きの三人目をフィリップスとすることで、前向きでのボールキープが可能となりました。
後半は、勢い的にはリーズが優勢でした。カウンター合戦となり、打ち合い状態。こういった試合に慣れているリーズと不慣れなマンシティ。それでも一人一人の技術が高いマンシティのカウンターもそれはそれで魅力がありました。
その2分後にはコーナーキックからロドリゴが同点ゴールを決めました。
投入後はバンフォードと2トップのような形で、カウンターだけでなく、下りてきてパスコースに顔を出すなど気のきいたプレーも。いい補強ですよね。
話は逸れますがバレンシア。クラブが悪いのかなんなのかこの移籍でなんという体たらく。9人の選手を放出して、補強は0だったようです。さらには監督まで交代しようとしているとか。
9人のなかにはもちろんこのロドリゴもいますし、ビジャレアルで久保の同僚となったパレホとコクランなんかもそうです。
その昔クーマンがバレンシアの監督になったときにぐちゃぐちゃにされたという話をジャーナリストの小澤さんのYouTubeなどで聴きましたが、今回はバレンシアファンからするとどんな感じなんでしょうね。
話が逸れました。
65分に、フェラントーレスに替えて、ベルナルドシルバ。ようやく復帰です。
フォーデンをひとつ前に上げ、ベルナルドはIH。試合終盤になって感じましたがベルナルドの献身制と機動力、走力がリーズの勢いを寸でのところで防いでいました。
71分にメンディーからアケ、77分にはマフレズからフェルナンジーニョに替え、4-2-3-1の形に。
リーズの終盤の勢いに対して守ることと、前に急ぎすぎるゲーム展開を落ち着かせる目的だったと思います。
試合後にビエルサも言っていましたが、フェルナンジーニョ投入の効果はおおいにあったようです。
Just a little interesting one. Bielsa praises Guardiola's decision to bring on Fernandinho: "It was very very intelligent, it helped them control the game again."
— Sam Lee (@SamLee) 2020年10月3日
Sam Lee on Twitter: "Just a little interesting one. Bielsa praises Guardiola's decision to bring on Fernandinho: "It was very very intelligent, it helped them control the game again.""
後半はよりオープンな展開で両チームのGKのファインプレーが飛び出しながら、1対1の引き分けで終わりました。
リーズは走行距離が5.5kmマンチェスターシティより多く、スプリント回数が20回以上マンチェスターシティより多かったようです。すごすぎる。
マンチェスターシティはこの打ち合いの展開に対してゲーム自体を落ち着かせることに成功。得点を追加するよりも、失点して逆転されないところに重きを置いたのかもしれません。
メンディーに期待すること
さて、後半に関する戦術的分析は多くの人たちが行っています。ビエルサの様々な選手配置は「へー、なるほどー」と思うことが多く楽しかったです。そんなことは、もっとサッカーに詳しい人にお任せするとして、このブログではやはりSBに言及したいと思います。
今日の試合のメンディーはこの数試合のメンディーよりも良かったと感じました。
その理由は二つ。
・パスではなくドリブルが前進の手段だったこと
・押し込まれる展開はカウンターによるものだったこと
つまりどういうことかと言うと、メンディーの苦手なことが表に出なかったということです。笑
微細なポジション修正、それに伴う正確なパス。特にSBには大外のレーンから中央に向かって、DFと中盤の間に通す必要があります。メンディーはなかなかそれが上手じゃないようで、だからといってドリブルで行けるとこまで行っていいかというとそういうタスクではなく、迷っているのが普段のメンディー。
また、メンディーは守備が苦手。大柄だがヘディングは好きではない。強いわけでもない。丁寧にメンディーのサイドを攻略されるとやられてしまうのは、ここ近年のマンチェスターシティを見ていてもわかると思います。
しかし今日の試合はカウンターからのカウンターが目立ち、相対的にメンディーの守備がクローズアップされることがなかったんです。
なんの解決にもなっていないじゃないか!
と思っている方も多いと思います。
安心してください。
私も思ってます笑
この試合を見て、メンディーに「こうしてもらいたいな」と思ったことがありまして、それを発表します。
それは「ドリブルした後のことはドリブルする前に考えよう」です。
今日のメンディーは1対1勝ってましたね。縦と中を使い分け、エルデルコスタを翻弄。
しかし、メンディーは抜き去ったあとにどこにパス出せるかなと考えてしまっていたのです。
時間帯忘れましたが、内に切り込んで、エルデルコスタに後ろから終われながらピッチの真ん中までボールをドリブルしたシーンがありました。
あれは一見すると、メンディーのドリブル冴えてるなぁと思うんですが、マンツーマンのリーズ相手にこれやってしまうと他の選手のプレーエリアがより狭くなってボールロストの可能性は高まる気がしてならないです。
ドリブルする前に考えようというのは特に逆サイドへのサイドチェンジ。ラポルトのように一本で局面を変えるプレーを見せてほしいです。(この試合ボールを運んだときに使える足が、ラポルトは利き脚の左でしたが、メンディーは右足だったので簡単にサイドチェンジとは言えないのですが)
今シーズンのペップ
試合は1対1のドロー。非常にエキサイティングな試合でした。
得点は2点しか入っていませんが、両チーム合わせて35本のシュートが飛びかい、片方のカウンターに対して、カウンターを繰り出すというカウンター合戦となりました。
ペップ体制5年目。
人が動いてボールが動く魅力的なサッカーから、ボールが停滞し、人の動きが少ないサッカーになっているように感じます。
また、今日の試合は守備のために重心を下げ、奪ったらカウンターというおよそペップのチームとは思えませんでした。(一人一人の技術が高く、高次元の攻めに見えますが、やってることはカウンターですよね)
バルセロナとバイエルンミュンヘンで確固たる地位を築き、満を持してやってきたイングランドプレミアリーグで、自分のポリシーを放棄して守備重視のカウンターをリーグ序盤で披露する。
なにをしに来たのだろうか、と厳しいことを言いたくなります。
それでいいのか!?
というのが個人的な感想なんです。
常に変わっていかないといけない、トレンドやその時々の状況に対応しないといけない、というのもあるのかもしれませんが、5年目の最終年。思いっきり振り切ってくれてもいいのになって思います。
ポゼッションvsストーミングという構図はよく見ます。今でも見ます。しかし、その代表格でもあるマンチェスターシティとリバプールが昨シーズンあたりから少しずつ変化を見せています。
マンチェスターシティは縦に早い動きを取り入れ、リバプールはボール保持を取り入れた。
今シーズン、デ・ブライネのトップ下でより早いカウンターを見せる一方で、リバプールはペップの申し子チアゴアルカンタラを獲得し、中央からの繋ぎを強化。
最適なサッカーはどんどん近づいていくようです。
なんでもできなければいけないのが今のサッカー。なにかに突出した選手は、なかなか活躍できない世界になりつつあります。
といってもまだ全体としては4節。マンチェスターシティも14位という順位ではありますが、残りは35試合。長い長い戦いは始まったばかり。それどころかCLなんかは始まってもいません。
純粋なFWが、いない中でよくやってると個人的には思います。アグエロが戻ってきたというニュースがありました。ここからまた得点を量産するサッカーが見られると信じています。
今後もペップシティの動きに注目していきたいです。
ここから代表ウィークに入ります。
各国の代表選手が在籍するチームはこの期間が不安でしかない。いつ怪我して帰ってくるか…。
現に開幕前に関してはカンセロ、ベルナルドが代表帯同中に怪我していますから。
次節はアルテタ率いるアーセナルとのゲーム。
昨シーズンリーグでは勝ち、FAカップでは負けました。今回の対戦はいかに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは!